2025.10.08
こんにちは、営業担当の赤堀です。秋の訪れとともに、徐々に暑さが和らぎ、過ごしやすい季節になってきましたね!
先日、東京女学館 中学校・高等学校様
で行った『ウールラボ』の出前授業についてお話ししたいと思います。学校様から、「卒業生の皆さんから譲り受けた制服を新たな形で活用できないか」とのご相談をいただきました。私たちニッケグループでは、【WAONAS】を通じて環境対策を進めており、この機会に学校様と協力してプロジェクトを実施しました。
↓東京女学館 中学校・高等学校様
のブログ
生徒会が制服生地を手がけるニッケの環境教育プログラム「ウールラボ」を受講しました
具体的には、卒業生から譲り受けた制服を分解し、次のような形でリサイクルしました:
①車の座席に使用されるシート素材として再利用
②制服を反毛→糸→生地に戻して新たな製品を作成
このように、卒業生から新入生へと制服を通じてバトンタッチするECO循環を【WAONAS】で実現しています。
今回の出前授業は、SDGsの一環として、生徒会の中高生徒の皆さんに、普段着用している制服の素材についてより深く理解してもらうことを目的に行われました。授業では以下のような内容を取り上げました:
・ウールとはどのような素材か?
・なぜ制服にウールが選ばれるのか?
・ウールと他の素材(ポリエステル・綿など)の違い
・ウールの機能性
・サステナブルな素材としてのウールの価値
実験や体験を交え、身近な「制服」を題材にすることで、生徒の皆さんには素材の知識だけでなく、衣服の役割や環境との関係についても興味を持っていただけたようです。
この出前授業は、先生方や生徒の皆さんにとって、素材への理解を深める貴重な機会となりました。今後も私たちは、学校や教育機関との連携を通じて、「衣服」や「繊維」の世界に触れるきっかけを提供し続けます。
最後に、出前授業にご協力いただいた東京女学館中学高等学校の皆さまに、心より感謝申し上げます。