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2025.9.18

  • スタッフブログ

DX勉強会【第2弾】 「生成AI」使っていますか?人間らしさって?

皆さん、こんにちは!

前回に続き、勉強会の様子をお届けします。今回のテーマは世界中で注目を集めている「生成AI」です。

先日、私たちのITパートナー企業であるクーリード社と共に、営業部門およびバックヤード部門を対象としたスペシャルな勉強会を開催しました。

この勉強会は、前回のECシステム「ニッケメイト」に続く、DX勉強会の第2弾です。

9月16日(火)、クーリード社のWeb3推進室長と当社デジタル推進課長がタッグを組み、AIの世界を深く掘り下げる充実したセッションを実現しました。生成AIの可能性に惹かれ、多くの参加者が熱心に耳を傾ける姿が印象的でした。

勉強会では、生成AIの基本的な仕組みからビジネスでの具体的な活用例まで、幅広いトピックが取り上げられました。途中では、デジタル推進課長が実際に使用した超有料級!?らしいプロンプトも公開されました!

営業資料の作成支援や顧客対応の速度向上、マーケティング・データ分析の効率化、ロキャロン社のプロモ動画音声(英語)からの文字起こしと日本語変換の事例、さらには堅い報告書に人間味を持たせるテクニックやブログ調文章に変える方法など、生成AIがどのように業務を変革できるかについて、アカツキ独自の実例を交えながら解説されました。

AIが、堅苦しい報告書に人間味を吹き込む・・・これにはびっくり!

参加者は若い世代も多く、途中でアンケートを取ると、参加者の7割以上が既に生成AIを活用していることが明らかになりました。日本の個人利用経験率が2024年時点で26.7%程度にとどまる中、参加者のAIリテラシーの高さが伺え、大変嬉しい結果となりました。心強い!

しかし、便利な反面、生成AIの利用には注意が必要です。データのプライバシーやセキュリティ、生成されたコンテンツの正確性、そして倫理的な側面についても、しっかりと理解しておくことが求められます。

講師は、AIに「日本を代表する国民的女優Hさんの出身校は?一覧形式で」と問いかけ、AIが誤った学校名を回答をしたことに対して、信頼性の高いソースから逆検索して見せました。このシーンで、あたかも事実のように伝えてしまうハルシネーション(幻覚)の危険性が明らかになりました。

AIは人間と違って、「それっぽくナチュラルに、普通に、自信を持って嘘をつきます!」という言葉が響きました。※最新のGPT-5では大分改善されたとのこと。

ここでは、AIの情報を鵜呑みにせず、常に自身でファクトチェックを行い、最後には「自分らしい視点」で監修することの重要性が強調されていました。(難しい論文も、AIで作ったものは有識者にとっては一目瞭然らしいです。)

勉強会は、参加者同士の活発な意見交換や質問を通じて、生成AIに対する理解を深める貴重な機会となりました。「生成AIの可能性を改めて実感した」「具体的な活用方法が理解できた」といった声が多く寄せられ、非常に有意義な時間となりました。

一方で、若い世代と熟練世代のコミュニケーションが減り、「若い人たちが何も聞いてくれなくなっちゃうじゃん!・・それは寂しい話だよ。」といった諸先輩方から生のご意見があり、深く頷いて共感する参加者も多く、話は世代間を超えた議論に発展し、大いに盛り上がりを見せました。

「AIが私たちの生活に深く浸透する中、人と人とのつながりが希薄になりつつある時代。」

しかし、本当に大切なことは、AIをきっかけに世代間を超えて人間同士が一緒に話し合い、共に考える機会を持つことなのかもしれません。

AIの進化は、私たちに新たな視点を提供し、異なる世代や背景を持つ人々が互いに理解し合うための架け橋となる可能性を秘めています。だからこそ、テクノロジーの恩恵を最大限に活かしながら、人間らしい「絆」を深める努力を続けることが求められているように感じました。

今後も、クーリード社と当社デジタル推進課は、みなさまと一緒に生成AIをはじめとするデジタルリテラシー向上を目指していきます!